[レフリー]レフリーレポート:第100回全国高校ラグビー大会大分県予選決勝戦に臨むレフリー団のレポートです。

レフリーレポート「第100回全国高校ラグビー大会大分県予選」も最後となりました。全国大会出場をかけた決勝戦に臨むレフリーの現地レポートをお伝えします。

左から家近さん、田吹さん、川野さん、浅田さん


~川野レフリーコメント~

10月8日私の元に1通の連絡が入りました。
その内容は、花園予選大分県大会の組み合わせとレフリー割当であり、私の名前はトーナメントの1番上にありました。
そうです決勝戦のレフリーです。

私の胸は花園を目指す選手と同じように高鳴り、決勝を担当するという責任の重さを痛感しました。

11月8日いよいよ決勝当日、晴れ渡る秋空の下、私のホイッスルで試合が始まりました。

両チームの選手の思いと大分県高校ラガーマンの思いを感じながらピッチを駆け回り、古豪の意地を見せる大分舞鶴高校と2連覇を狙う大分東明高校、共に1歩も引かず一進一退の攻防が続き、結果は31対29 2点差で大分東明高校が勝利。

グランドに崩れ落ちる大分舞鶴高校の選手、喜びを噛み締める大分東明高校の選手、両チームの選手の目からこぼれ落ちる涙は私にとってとても感慨深い物であり、また、全てを懸けて戦う選手の素晴らしさと試合を担当するレフリー陣の責任の重さとやりがいを一層噛み締める事の出来る試合でした。

両チームの選手、監督、スタッフ、保護者及び大会関係者の方々に心から感謝を申し上げます。

試合前のブリーフィングの様子