【注意喚起】スポーツ活動における熱中症予防について
(JSPO「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」準拠/WBGT計貸し出し案内付き)
夏季のラグビー活動では、気温・湿度・日射の影響により熱中症の危険性が高まります。 熱中症は正しい予防と早期対応で防ぐことができます。 選手・指導者・保護者の皆さまは、以下のポイントをご確認ください。
■ 1. 活動前の体調チェック
- 睡眠不足・食欲不振・発熱・頭痛などがある場合は参加を控える
- 体調の異変を申告しやすい雰囲気づくり
- 前日の疲労や飲酒の影響にも注意 (体調不良者は「暑い中で無理に運動をしない・させない」ことが重要 )
■ 2. WBGT(暑さ指数)を活用した活動判断
JSPOガイドブックでは、WBGTを用いて環境条件を把握し、熱中症予防運動指針に沿って運動を行うことが推奨されています 。
WBGTは、 ①湿度 ②日射・輻射熱 ③気温 の3要素を取り入れた指標です 。
▼ JSPO「熱中症予防運動指針」に基づくWBGTの目安
(スポーツ庁ページにも同指針が引用されています)
| WBGT値 | 危険度 | 活動の目安(JSPO指針) |
|---|---|---|
| 31℃以上 | 重大な危険 | 運動は原則中止(激しい運動は厳禁) |
| 28〜31℃ | 危険 | 激しい運動は避け、休憩を増やす |
| 25〜28℃ | 注意 | 運動強度を下げ、こまめな水分補給 |
| 21〜25℃ | 警戒 | 通常の注意で活動可能 |
| 21℃未満 | ほぼ安全 | 通常の注意で活動可能 |
※スポーツ庁ページでも「WBGT等により環境温度を測定し、熱中症予防運動指針を参考に運動を行う」と明記されています 。
■ 3. 練習・大会ではWBGT計を準備してください
- 各チーム・大会運営者はWBGT計を持参し、現場で測定した値に基づいて運動可否を判断してください。
- 気温が高くなくても、湿度が高い場合は熱中症リスクが急上昇します(スポーツ庁ページでも注意喚起あり) 。
- 測定値に応じて、練習強度の調整・休憩時間の増加・中止判断を行ってください。
- 測定した結果は記録に残しておくことを推奨します。
■ 4. 水分・塩分補給の徹底
- のどが渇く前に定期的に補給
- スポーツドリンク等で塩分も同時に補給
- 運動前後の体重減少が 2%以内 に収まるよう補給することが推奨されています
- 激しい運動では 30分に1回の休憩 が望ましいとされています
■ 5. 暑さを避ける環境づくり
- 日陰・風通しの良い場所で休憩
- 強い日差しの時間帯は練習強度を下げる
- 通気性の良いウェアを着用
- グラウンドの照り返し・湿度にも注意
■ 6. 身体冷却の積極的な活用
- 氷嚢・冷たいタオルで首・脇・太もも付け根などを冷却
- ミストや水かけで表面温度を下げる
- 休憩時に必ずクーリングタイムを設ける (スポーツ庁ページでも応急処置として冷却が明記)
■ 7. 熱中症が疑われる場合の対応
- 涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめる
- 首・脇・足の付け根を冷却する
- 水分・塩分を少量ずつ補給する(0.1〜0.2%食塩水またはスポーツドリンク)
- 回復しない、返答が遅い、意識がもうろうとしている場合は 速やかに救急要請
■ WBGT計の貸し出しについて(大分県ラグビー協会)
大分県ラグビー協会では、 WBGT計の貸し出しを行っています(数に限りあり)。
大会運営者・チーム関係者で必要な方は、 理事長までご連絡ください。
■ 大分県ラグビー協会からのお願い
熱中症は誰にでも起こり得ます。 「無理をしない」「異変を見逃さない」「WBGTを活用する」 を徹底し、安心してスポーツに取り組める環境づくりにご協力ください。